IPv6のサイトで、GoogleのSearch Console、Analytics、Tag Managerは、利用できるのか?

問題事象

発生日: 2022年10月08日

IPv6接続で、新規サイトのGoogle Search Consoleのアカウントを作成しようとした。

サイトの所有権確認において、下に示す2つの方法を試したが、
サーバーへの接続がタイムアウトしました。」となり、
所有権の確認ができなかった。

1. HTMLファイルのダウンロードとサイトへの設置
2. HTMLタグの<header>セクションへの埋め込み

Analyticsタグマネージャーでもサイトの所有権を確認しようしたが、
同様にサイトの所有権が確認できなかった。

IPv6DNSサーバーは、
無料のDDNSサービス” OPEN IPv6 ダイナミック DNS for フレッツ・光ネクスト”である。

HTTP(=80番)のポートは開放しており、外部からの疎通確認は済んでいた。

解決、または対処の方法

解決方法

解決日: 2022年10月10日

HTTPS(=443番)のポートを開放し忘れていた。

HTTPS(=443番)のポートを開放したら、
新規サイトのGoogle Search Consoleのアカウントは
すんなり取得することができた。

Analyticsタグマネージャーのアカウントも同様に取得することができた。

サイトをSSL化設定した後、
一度も外部からの疎通確認をしなかったのが一番の失敗だった。

参考にしたWebページや情報

RTX830RTX1220などの YAMAHA RTX系ルーターでの
IPv6ポート開放の設定については、
拙著の次のWebページを参考にしてください。

【IPv6サーバーをたてる】
CentOS 8.X系(RHEL 8.X)で IPv6ファイアウォール、フィルタリング を設定する
4.2 ルーターの設定

以上